秘仏 金剛蔵王権現と向き合う

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八経ヶ岳への登山の翌日、天川村にはまだまだ桜が綺麗に咲いていたこともあって、もしかしてまだ吉野の桜も見ることができるだろうか?と淡い期待で吉野に向かいました。が、残念ながら桜は完全に終わってしまっていました。吉野は以前にも来たことがあるので見るもの無いかなと思っていたら、前回来たときも工事をしていた仁王門大修理の勧進のために、本堂の蔵王堂(国宝)に安置されている日本最大の秘仏 金剛蔵王権現3体を特別開帳しているとのことだったので、早速見に行ってみました。

この写真はパンフレットのものなのですが、薄暗い蔵王堂に足を踏み入れると、巨大な3体の蔵王権現が青く浮かび上がり、特に大きな顔がこちらを睨みつけているようでその迫力に思わず声が漏れる程です。

この 3体の蔵王権現それぞれに対して、過去・現在・未来について懺悔することで許されるとのことなのですが、この特別開帳をしている期間、それぞれの蔵王権現の正面に小さな囲いが作られていて、一人一人そこに入って蔵王権現と向き合い懺悔することができるという形でお祈りすることができるようになっていました。

小さな囲いが作られているだけではあるのですが、それだけで一人で蔵王権現に向き合っているという感覚が強まり、青く浮かび上がる巨大なその姿に圧倒され、また祈りが確かに届くというような不思議な感覚もありました。

吉野の桜が見られず残念と思いながらも金峰山寺蔵王堂まで歩いてきたかいがありました。仁王門修理勧進のための特別開帳ということで、工事期間は毎年一定期間開帳するようなので機会があればオススメです。

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