週末の日帰り登山が可能な場所を調べていた際、安達太良山の登山の他に、浄土平から一切経山や吾妻山を周遊する登山も良いなと思っていました。で、この週末は安達太良山の登山を決めたわけなのですが、安達太良山を下山したらまだお昼すぎ、ふと調べると登山口でもある浄土平まで1時間弱で行けてしまうので、せっかくならとダブルヘッダーを決めました。


安達太良山へ登山すると決めてやってきたので、ほとんど下調べをせずにやってきた浄土平。まず驚いたのは、最初の写真の噴煙を上げる荒々しい岩山の景色が目に飛び込んで来たこと。登山口としてしか考えていなかったけど、浄土平自体がこの噴煙を上げる山の景色や美しい湿原の散策も可能な本当に素晴らしい場所でした。さらにすぐそばには、すり鉢状の火口が特徴的な吾妻小富士もあって気軽なハイキングも楽しめそう。さらに浄土平では携帯が繋がらず、吾妻山へ至る登山道がどこにあるのかが良くわからなかったこともあり、ここの散策を楽しんで吾妻山登山はまたにしようかと考えた程でした。

安達太良山登山をせずにこちらをメインにするのであれば、三百名山の一切経山なども含めた周遊での登山を考えていたのですが、午後2時前からの登山なので、浄土平に 5時くらいまでに戻れるように 浄土平 → 姥ヶ原 → 東吾妻山 → 姥ヶ原 → 鎌沼 → 酸ガ平 → 浄土平というルートで回ってみました。



登山口を中々見つけられず、浄土平の湿原の木道をしばらくウロウロした後、ようやく見つけ出して出発。浄土平が既に標高 1600メートルの地点にあることもあり、標高 1975メートルの東吾妻山への登山は比較的なだらかで楽な登山。赤色や黄色に紅葉が始まっている一方で、まだ濃い緑もに残っていてまさに錦繍という感じで非常に綺麗でした。また時間も時間だったせいか、登る人は皆無、下山してくる人もほとんどおらず静かな山行を楽しめました。


姥ヶ原周辺はなだらかな道が続き、木道も整備されていてとても歩きやすく、錦繍の景色を存分に楽しむことができました。

お盆を被せたような緩やかな山容をしている東吾妻山、時間が気になり少々急ぎながらの登りでしたが、比較的緩やかな登りで標高差も少なく、安達太良山とのダブルヘッダーではありましたが、無理せずに登ることができました。

遠目から見た通り、山頂はなだらかで広々としていました。登っている最中はほぼいなかった登山者ですが、山頂には一組の親子がのんびりと風景を楽しんでいて、人がいることで少しホッとしました。



山頂付近からは360度の大パノラマを楽しむことができ、噴煙を上げる山や、浄土平、これから向かう鎌沼などが見渡せます。もう少し秋が深まると、おそらく更に黄色や赤い色に覆われて本当に美しい景色が楽しめそうです。




頂上からの大パノラマも素晴らしかったのですが、思わずゾクッとするほど美しいと思ったのが鎌沼でした。午後5時前で太陽が傾き、色が黄色く変わった湿原の草が黄金色になり、沼は風も無く鏡のように周りの景色を写し込んでいました。人が誰もおらず、夕陽が沈むまでここでゆっくりと眺めていたいという衝動に駆られました。
浄土平に到着すると、ちょうどお店が閉まるタイミングで人もまばらになりつつありました。今回は一切経山やその近くにある魔女の瞳と呼ばれるコバルトブルーの美しい沼には行けなかったので、また訪ねてみたいです。




コメント