郡山への日帰り旅

その他国内お散歩

特にあてもなく散歩することが好きなのと、新しいことを見聞きしたり体験したいということもあって、1ヶ月に1度は行ったことが無い街へ。今回は JRE BANK の JR東日本 4割引のチケットを使って新幹線でちょっと遠出の日帰り旅ということで、福島あたりと考えながら地図を見ていて目に入ったのが郡山からほど近くにある日本三大桜の一つ三春滝桜。まだ満開ではなさそうだけど、タイミング的には良さそうということで早速出かけてみました。

郡山から三春滝桜までは車で割とすぐなので、新幹線の中でそれ以外の見どころや美味しいものが無いかと探すと、猪苗代湖や会津若松がそれほど遠くなさそうだったので、先にそちらを見て午後桜を見に行こうと決めました。

郡山から車で 1時間弱、猪苗代湖の志田浜へ。湖岸には白鳥がいる一方で、人がまばらでのんびりした雰囲気。ここ志田浜には冬から春にかけて多くの白鳥がいるとのことだけど、もう殆どが北の方に飛び立った後のようでした。すぐ近くには JR の駅があるので、もう少し暖かくなると湖水浴のお客さんとかで賑わいそうです。

三春滝桜がそれなりに咲いているという情報を見ていたので、鶴ヶ城も桜が綺麗に咲いているだろうと期待していたのですが、残念ながら一部を除いてほぼ蕾の状態でした。とはいえ、赤瓦のお城はこの日の気持ちの良い青空に映えて素晴らしいの一言。いろいろなお城は見てきましたが、赤い瓦を使ったお城って覚えが無くとても印象的です。お城の中は資料館のようになっていて、歴代の領主に関する情報がわかりやすく展示されていて、中々面白かったです。

赤ベコが可愛らしい最後の写真は茶室麟閣での一コマ。千利休が秀吉の逆鱗に触れて死を命じられた際に、当時の領主で利休の弟子でもあった蒲生氏郷が、千家の茶道の断絶を憂い、その子(少庵)をここに匿ったという歴史がある場所。氏郷は徳川家康とともに、秀吉に千家の再興を働きかけたことで今の茶道の再興につながっているのだとか。

鶴ヶ城の歴代の領主には、蘆名家、伊達家、蒲生家、上杉家、加藤家、保科・松平家などそうそうたる名家が名を連ねていて、それらの兜のレプリカが飾られていましたが、どれもかっこいいんですよね。

そして、戊辰戦争時にその鶴ヶ城が落城したものと思い込んだ白虎隊が自決した飯盛山も比較的近くだったので行ってみました。白虎隊士の像が見ている方角に鶴ヶ城があるというのですが、思ったよりも遠いようで確認するのが難しいくらいでした。市街地が燃えていたことで落城したと思い込んだというのはなるほどなと感じました。

さざえ堂自体は知っていて、いつか行ってみたいなと思っていたのですが、それが飯盛山にあるということを知らなかったので、サプライズでした。六角三層の木造建築で、何より特徴的なのは螺旋状のスロープで上る人と下る人がすれ違うことが無いという構造になっていること。この中には西国三十三観音が安置されていて、さざえ堂に参拝することで三十三観音参りができるということのようです。個人的には、お参りができることよりもこの独特な建築物そのものの方に圧倒的に興味があり、とても楽しめました。

会津若松でラーメンというと、喜多方ラーメンとなるところですが、ちょっと面白いラーメンとして、大塩裏磐梯温泉の温泉水を炊いて作った「会津山塩」を使った会津山塩ラーメンというのがあって、それをいただいてみました。塩味がきつくなくまろやかであっさりとしたスープが縮れ麺にしっかり絡んで美味しいです。

朝は少し曇りがちで見えていなかった会津磐梯山。会津若松でゆっくりしてから郡山方面に戻る際には雲が取れて綺麗に見えました。百名山の一つだし、いつか登ってみたいなと思っています。

今回郡山に来てみようと思ったきっかけになった三春滝桜。四方に伸びた枝が淡いピンク色の花を咲かせて枝の先をだらりと垂れているような様は、確かに滝桜という名前にふさわしいなと感じます。周りに菜の花が植えられていて、黄色とピンクと草の緑と空の青のコントラストが綺麗で、いつまででも見ていられそうです。

三春町周辺には桜の美しい場所がいくつもあって、この雪村庵もその一つ。雪村桜と名付けられた枝垂れ桜と雪村梅と名付けられた梅の古木が両方とも花を咲かせていてとても綺麗でした。

また、温泉に入りたいと「天空郷」という場所を目指していたら、すぐその近くに塩ノ崎の大桜を見つけました。温泉は工事中で入れなかったこともあり、夕暮れの美しい時間にのんびりと大桜を眺めていました。枝垂れ桜とは違った力強さがあって、こちらも素晴らしい桜でした。

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