この週末も晴れ。先週の黒斑山・蛇骨岳は割としっかり登山だったので、今週は軽めのスノーハイクでもできたら良いなと思っていました。ふと以前から気になっていた日光にある氷瀑の庵滝のことを思い出し、どうやらまだしっかり凍ってそうなので早速出かけてみました。



雪山の中に入ることもあり、基本的に天気がはっきりわかる直前で決行する感じ。というわけで、東京都心でのカーシェアやレンタカーでは直前すぎてスタッドレスが確保できない。なので、今日も電車で日光まで出向いてそこからカーシェア(積雪地域でのカーシェアは普通にスタッドレス)を使って出発地の赤沼へ向かいました。赤沼へはいろは坂を通るのですが、それを全く意識できておらず、早い時間帯だったからかあるいは冬だからか全く渋滞してなくて助かったけど、ちょっと考慮不足だったかもと反省。
赤沼から戦場ヶ原へと入っていく遊歩道には雪があり、一部凍りついていました。とは言え、雪の量は比較的少なくて持ってきたチェーンスパイクがぴったりな感じ。ザクザクと音を立てながら固く締まった雪の上を歩くのは本当に気持ちが良いです。


庵滝へは戦場ヶ原内の遊歩道、コンクリートの林道を歩いた後、その先で登山道の無い山の中に入ってのんびり更に1時間弱歩くと到着という感じルート。案内の無い山の中だけど、YAMAP 上には皆が歩いたルートが示されていて方角はしっかりわかるので安心。
コンクリートの林道については、雪がついていない場所がありましたが、チェーンスパイクを持ってきて大正解でした、脱着が簡単なのでこういう時すごく楽。



しばらくは木々の中を散策するといった感じですが、小田代原で視界が開けます。ここは元々は湿原だったところが、乾燥化が進んで草原に変わりつつある場所なのだそう。鹿による食害によって貴重な花々が激減したものの、柵を設置して鹿の侵入を防ぐようにしてからは再び花々が見られるようになっているのだとか。


林道から庵滝へと至る分岐には、注意を促す看板がありました。看板には「庵滝へのアクセスは、目印となる標識類が整備されておらず、安全管理は自己責任です。雪の踏み抜きによる渓流への転落や、氷柱の崩落、雪崩の発生など命の危険があります。」と相応の注意が必要な場所であることが明記されています。


道中の大部分は比較的平坦で、道迷いにしっかり気をつければ気持ちよく歩くことができる場所がほとんどでした。実際に注意が必要だと感じたのは滝の周囲で、滝に近づこうとする際に足を踏み外したり、雪の踏み抜きで渓流に落ちる危険がありそうな場所があるなと感じましたし、滝近くの斜面は相応に急な斜面になっていて、雪崩が起きる可能性に注意が必要だと感じました。

YAMAP の地図で見ていたよりも、だいぶ歩いたかなと思っていたところで氷瀑が見えてきました、遠目からもかなり凄い氷瀑だというのがわかります。

氷瀑に近づくと、そのスケールにまず驚き、そして陽にあたり薄っすらと青くきらきらと輝く様に見とれてしまいます。こんな造形を作り出してしまう自然のすごさに畏怖を感じるくらいの景観でした。


見れば見るほど、どうやったらこんな形で滝が凍るのだろうと思ってしまいます。そして近づくと、見上げる大きさと迫りくるような氷の塊にちょっと恐怖感もあります。



注意しながら滝の裏側にも入ってみました。陽の当たり方だと思うのですが、氷柱がより一層青く見えて非常に美しかったです。一方で、2枚めの写真などからもわかると思いますが、暖かくなり始めていて、氷柱にはヒビが入っていたり割れている部分もあり、そろそろ崩落するのでは?という雰囲気も感じました。

あまりの迫力と美しさに、のんびりと滞在して滝を眺めていました。とはいえ、この日は日帰りだし、できれば日光湯元温泉でしっかり身体を温めてから戻りたいということで、後ろ髪を引かれながら氷瀑を後にしました。



時間的な余裕がもっとあれば、戦場ヶ原を歩いて湯滝の方まで行き、そこから日光湯元まで歩いてしまうという選択ができたのですが、今日はそこまでの余裕が無いので赤沼にまっすぐ戻って車で日光湯元に行き温泉に入ることにしました。
それにしても、本当に素晴らしい景色でした。


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