浜松から下道で長野に抜ける際に、日本の滝百選 阿寺の七滝はこちらという看板を新城あたりで見かけたことを思い出して、新緑が美しいに違いない奥三河へと足を伸ばしてみました。阿寺の七滝は駐車場に車を止めて、東海自然歩道を15分ほど歩くと到着するのですが、実に気持ちの良い場所でした。




東海自然歩道は日本の長距離自然歩道の先駆けになる形で 1974年に完成し、長さは 1734 Km にもなる道で、以前 TRAILHEAD という雑誌のロングトレイルの特集の中で東海自然歩道をフィーチャーしていたのを読んだのと、少し前に鳳来寺山や四谷の千枚田のあたりでも東海自然歩道の案内が出ていたのを覚えていてロングトレイルのハイキングというのも面白そうだなと思っている自然歩道です。阿寺の七滝はその東海自然歩道に組み込まれているのですが、新緑の中の15分程の散策は本当に気持ちの良いものでした。


遊歩道沿いにある河鹿渕、その名の通りカジカガエルがいるのかなと思っていたけれど、残念ながらこの日はその美しい鳴き声を聞くことはできませんでした。にしても、たった50メートル降りるとこの美しい渕を見ることができるのに、遊歩道を歩く人達は誰一人として降りてこず、思わずもったいないなぁと思ってしまいます。


遊歩道の先に開けた場所に阿寺の七滝はありました。下から見ると4段ほどの滝に見えて、滝に向かって左側には滝の上の方に上がっていける階段があって、滝を横から見ることもできました。この近くにある中央構造線の影響で、渓谷を直行するように幾本もの断層が横断しているために、断層の活動によって弱くなった部分が侵食されて滝壺ができ、それが結果的に七段の連続した滝になったのだそうです。1934年に国指定の名勝及び天然記念物に指定され、さらに1990年には日本の滝百選の一つになっています。



せっかく奥三河に来たので、以前から行ってみたいなと思っていた湯谷温泉へ。褐色の塩化物泉が楽しめるようで、とても楽しみにしていたのですが、日帰り温泉をやっていた泉山閣は残念ながら廃業してしまっていて、雰囲気も良さそうなはづ別館は食事付きの日帰りをやってはいるものの、聞いてみると予約が必要だということで残念…





この日は eBike を車に積んできていたので、湯谷温泉に車を置いてサイクリングしてみようと考え地図とにらめっこ。宇連川沿いに望月街道という道があり、ここがサイクリングには良さそうだなと考え、以前行ったことがある乳岩峡の入口や東栄町の方まで行ける感じなので、とりあえず走り出しました。露出した大きな岩の上を流れるような独特な景観を見せてくれる宇連川沿いの道は、車が入るのにはちょっと厳しいほど細い道でもあり、サイクリングにはピッタリ。手彫りのようなトンネルがあったり、飯田線の真横を並んで走ったり変化にも富んでいて楽しい道でした。

しばらく走ってから、そういえばお昼を食べていなかったと、ちょっと遅い時間ではあるけどどこかに美味しいお店が無いかなと調べると東栄の方に評価がとても高いお蕎麦屋さんを発見。かなり山を上る道ではあるけれど、頑張って走ってやっとのことで到着したら残念ながら完売…ちょうど店主と思われる方が外にいらして話してみたら、結構早く完売してしまっているみたい…そうそう蕎麦屋の営業時間は参考にはならないですよね…


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