SLが走っていたり、アプト式で急勾配を行く列車があったり、ツルスベ具合がすごい寸又峡温泉があったり、エメラルドグリーンの川にかかる美しい夢のつり橋があったり、見どころが多く飽きることが無い奥大井。今まで車や電車で旅することはあったけれど、今回は千頭から井川までの往復を eBike でサイクリングしてみようと思い立ちました。


車に eBike を積んで浜松からまずは島田の方に出て、そこから大井川鐵道に沿って北上して千頭駅を目指します。道中も古くて雰囲気のある駅舎や、お茶畑、そして大井川にかかる吊り橋など見どころが多くて、寄り道しようとしたらいくら時間があっても足りない沿線。ここ塩郷の吊り橋は SLが真下を通ることでも有名な場所だけど、残念ながらまだ台風被害から復旧が行われておらず静かな雰囲気。とはいえ、幅も広い大井川にかかる大きな吊り橋は迫力満点です。
千頭駅のすぐそばには道の駅があって、そこに車を止めて eBike で井川に向かって出発です。井川まではかなり登るので eBike じゃ無いと自分には無理なコース。

大井川鐵道の井川線の車両は本当に小さくて、また赤く塗装されているせいもあってか、遠くから見るとおもちゃみたいに見えてちょっと面白いです。


サイクリングだと、ちょっとしたところで足を止めて気になる風景をじっくり見られるのが良い感じ。車で進むと気づかないような場所にも吊り橋がかかっていることがわかったり、新たな発見もできて良い感じです。


長島ダムも何度も通り過ぎている場所ではあるのですが、ここに噴水があるって気にもしてなかったかも。ダムの規模感と結構な高さまで水を噴き上げる噴水に圧倒されます。また、結構な急勾配をアプト式の機関車で押して進む様子も、実際に列車に乗っているのと外から見るのとではだいぶ印象が違ったりもします。


有名な奥大井の湖上駅。この景色を見ることができる展望台は湖上駅で降りて登ってくると、そこそこ大変なはずなのですが、車道側から自転車だと割と楽にアプローチできていい感じです。この日は暑いくらいの陽の光にエメラルドグリーンの湖面がキラキラしていて、なかなかの絶景でした。このエメラルドグリーンに赤い列車のコントラストが良い感じです。



接岨峡温泉会館の先で、接岨トンネルを進む道と大井川沿いに進む細い道に分岐していて、長いトンネルを自転車で行くのが嫌だなというのと、川沿いの景色を見ながらサイクリングしたいなというのもあって、細い道を川沿いに進んでみました。井川線の関の沢橋梁を遠くに見ることができる展望台まで来たところで、その先が土砂崩れで通行止めになってて引き返すことに…分岐場所に通行不可であることを書いておいてほしい 苦笑。



それなりの勾配があったものの、案外あっさりと井川駅まで到着できました。井川駅の先はすぐに井川ダムになっていて、その先にはかつて井川ダムを作る際に資材を運ぶための線路がそのまま残された遊歩道もあってのんびり散策ができるようになっています。


この遊歩道をずっと歩いていった先には、寸又峡温泉の有名な夢の吊り橋とは別の、もう一つの「夢の吊り橋」がかかっています。寸又峡温泉のそれが圧倒的に有名だと思うのですが、なぜ同じ名前なんだろうという気もします。


井川からの帰り道、行きには立ち寄らなかった場所にちょこちょこと道草。駅は必ずしも市道沿いにあるわけでは無く、少し奥まったところにあったりするので車で来ると素通りしちゃうような場所。閑蔵駅もそんな駅の一つでいい雰囲気でした。

そして帰りには疲れを癒やしたいと、楽しみにしていた接岨峡温泉会館へ。なぜかインド出身の方と意気投合して、色々と温泉話で盛り上がり楽しい時間を過ごすことができました。



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