デリーにも世界遺産がある…
土曜日、色々とお世話になっているスタートアップの CEO とざっくばらんに色々と話そうということで彼のオフィスで 15時ごろまで仕事。その後に少し時間が取れそうなので、最初は同僚と近くのロータス寺院 に行ってみようと話をしていたのですが、そのすぐ近くに世界遺産のフマユーン廟があるようなので、そちらに行ってみることに。

イサ・カーン廟

入口から入ってフマユーン廟に向かって歩いてしばらく、右手に丸くて青い装飾屋根が独特な比較的小さな建物が見えてくる。説明によるとこれは1547年に建てられたイサ・カーンという人のお墓とモスクで、彼が存命の間に建てられたものでフマユーン廟に20年先立って建てられたものなのだとか。近づいてゆっくり見たいところだったのですが、真っ黒なヤバそうな雲が近づいていて傘も持っていなかったので急いでフマユーン廟の方へ。


フマユーン廟

壁のようにそびえる西門には、なぜか六芒星があってちょっと気になる。ヒンドゥー教は様々な宗教の要素を取り込みながら複雑に発達した宗教でもあると見たことがあるので、そういうのも関係するのかな?


門をくぐると、シンメトリーで赤い砂岩と白い大理石のコントラストが非常に美しい建物が目の前に。ムガル帝国第2代皇帝フマユーンのためにその妃が 1565年に建造したもので、地図を見ると正方形に美しく区画された中心に廟が置かれていて、東西南北どの方向から見ても同じようなシンメトリーの形状をしたとても美しい建物。


心配していた怪しい雲がやってきて、案の定の雷雨…気にせず外に出てる人もいるけど、結構な雨。というわけで、急いで建物に近づくけど…あれ、中に入れない。

どうやら西側の入口から入ってきたけど建物への入口はここでは無いみたい。そこで、雨が多少落ち着いてからぐるりと建物を回って、やっと入口を発見。


透かし彫りのような意匠が施された窓から、光が差し込み独特な雰囲気がある建物の中心に、それに似合わない小さな棺が。これじゃあ人入らないよなと思っていたら、この棺は実は仮のもので遺体はこの真下に安置されていたのだそう。

建物の4隅にはそれぞれ3つ棺(なのかな?)が置かれていて、このように美しい窓を向こうに厳かな雰囲気が。

また、ちょっと不思議なのは中央にある棺よりも、周りにある棺の方により複雑で細かな装飾が施されていたり、建物はシンメトリーなのに対して、棺の大きさはバラバラで配置もどこか不自然というか違和感というか。

建物の方だと、外から見た対称性だけでなく、入口の天井にはこれほどに壮麗で細かくシンメトリーな模様が施されているわけで、やっぱり不思議。

地図上には Babur’s Tomb とあるこの建物は、多分フマユーンの父であるバーブルのお墓ということなのかな。残念ながら雨が強く近づいて見ることを諦めたのだけれど、こちらもなかなかの雰囲気。
土曜日も仕事があったとはいえ、本当に久しぶりに週末を挟んだ出張でちょっと観光できたのはありがたい限りでした。


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