これまでの2度の訪問では湖水か凍った湖に沈んでいた
タウシュベツ川橋梁がある糠平温泉や幌加温泉あたりには、これまで夏と冬に1度ずつきているのだけど、そのどちらも橋梁は湖水か凍った湖に沈んでいて全くその姿を見ることができなかったのですが、今年のお盆の時期は、もしかすると湖面から少しだけ頭を出すことで見ることができる眼鏡橋が見られるかもしれないということだったので、いつもの東川の訪問に合わせて糠平温泉に宿泊して、ツアーを予約して行ってみることに。
ヒグマめっちゃ出てます…だからツアーで

ツアーを予約した理由は、ほぼひとえにヒグマがいる森の中を通って行く必要があるということがわかっていたから。実際ぬかびら源泉郷ビジターセンターがある「ひがし大雪自然館」には、ホワイトボードに赤い丸いシールでヒグマの目撃情報が貼ってあるのだけど、タウシュベツ橋梁に向かう道がそれこそ「真っ赤っ赤」。
ツアーは一日に4回ほど行われて、朝一番のツアーに参加。ぬかるみがあり小川を渡渉する必要もあるようで、みんな長靴を借りて出発。

糠平湖沿いにしばらく車で国道を進み、途中で湖の方に向かって右折。その先、人が勝手に入らないようにとゲートが設置された林道に入る。暫く進むと、ガイドの方が「ヒグマいますね」と。そこまで大きくないけど、たしかに20メートルくらい先にヒグマがいる。このあたりに住み着いているようで、ほぼ毎回見るんですよ、でも、そんなところに観光客の方が徒歩で入ってきちゃうから危ないんですよねと…恐ろしい。
湖面が低い!

車を止めた場所から、森の中をしばらく歩くと目の前が突然開けて、糠平湖がどーんと。ガイドの方が言ってたけど、なるほどほとんど水がない。今年は珍しいようで、通常はGWの前の初春と同じような景色になっているのだとか。
圧倒的な景観…

というわけで、橋梁の全貌を見ることができました。下側が水に沈んで眼鏡橋のようになる景色もそれはそれで良さそうだけど、個人的にはこれを見ることができたのは本当に嬉しかったー。

橋梁の崩壊はだいぶ進んでいて、特にこの真ん中の部分はここ数年でだいぶ崩壊が進んでいて、もしかするともう数年もすると全体が繋がった形で見ることができなくなるかもしれないとのこと。橋梁って持ち主がはっきりしていないこともあって、保存・修繕をしにくいし、一方でこうやって自然に崩れていく様子そのものも良いのではということで、特に何もしてないんだって。そういう意味でも、この全貌を見ることができたのは本当にラッキーでした。

水が干上がった糠平湖の湖底には木の切り株がポコポコあって、ちょっとおもしろい景観を作り出してました。

この三角形の山が連なっている景色もすごく独特

次来るときはどんな風景になってるのかな。凍った湖から顔を出している橋梁や、半分水に沈んだ橋梁や、あるいは真ん中が崩壊して2つに分離してしまった橋梁なんかも良いかも。いずれにせよ、それらを目にするときに、きっとこの全体の美しい橋梁をきっと思い出すだろうな。


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